Butters's Free Book

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第十三期C杯 本戦準決勝,決勝 振り返り

 勝てば長くなるのですが、負ければあっさりなので今回もそうなるかもしれません。

準決勝

 初参加の第4回以来準決勝進出です。自己ベスト更新のためにここも勝ちたいところ。

 マッチ前半6ゲームで8-1と大量リードも、そこからじわじわと差を詰められ気がつけば、9-8とどうなるかわからない展開に。9-8でダブル/パスとなり、10-8クロフォード。1点だけ取れればいいのにアタッキングゲームの展開にせねばならなくなり、無駄にヒヤヒヤさせられるもしっかり勝ちきる。

 プレーの質がやや悪い。序盤にかなり調子に乗って雑なプレーが目立つ。

11ポイントマッチ 赤4-0白

 9/5*/2とヒットして、ブロットをどかせば*1いいのに、9/5* 11/8とブロットをぶちまけるムーブを選択。これで337点ブランダー。ちょっと冷静になれば間違えないはず。

決勝

 前期の魔王戦に続いて、決勝に進出。ここまでくればなんとしても優勝したい。今回は試合前も結構冷静だった。前期は数日前から魔王戦のことを思うたび憂鬱になっていたので。

 しかし、そういう心持ちがまずかったのか、試合が始まってもずっとフワフワしてなんだか集中できていない。うまい手を指しているような気もせず、「これは勝っても負けてもひどいPRだろうな。」と思ったらその通り。結局一度もリードを奪えず、11-4で負け。またもあと少しというところで敗退となってしまいました。

 序盤出目がかなり悪く、ふてくされ気味にプレーしていました。それが悪手を呼び、どんどんドツボにはまった感じでしょうか。

 XGで解析するとPRが10という、ここに来て今回のC杯で最悪のPRを出してしまいました。C杯の決勝としてなんともお粗末な結果です。負けるにしても5~7ぐらい、いつもの平均値ぐらいは出したかった。前期の魔王戦のほうがよっぽど良いプレーができていたのではないでしょうか?

 技術もそうですが心が弱い。大事なところで飛び込めない、手が伸びない。練習では当たり前にできていたことが全くできていないようでした。

 チェッカーはいつも通りの出来として諦められたとしても、ひどすぎるのはキューブアクションの方です。

11ポイントマッチ 赤0-0白

11ポイントマッチ 赤2-3白

11ポイントマッチ 赤2-4白

11ポイントマッチ 赤4-7白

 これは4つのポジションで白(相手)からダブルが来たのですが、全てパスしました。しかし、4つすべてテイクが正解で、パスは100~300点のブランダーとなってしまいます。

 これだけキューブでやらかしていれば、出目も何もありません。

 今回もこうして大舞台への切符を逃してしまいました。ニコ生バックギャモンクラブに初参加したのが、2014年の10月で、もう8年となります。大げさでもなんでもなく、この8年の集大成ぐらいに思っていたのですが。。。対戦相手はギャモン歴がまだ浅いそうで、そういう相手に対して経験の差とかそういうものを見せつけて勝たなければいけないのに、それができないというのが本当に情けない。

 今思えば11ポイントマッチを一日最低一回することをノルマにしていたが、形式的にまるで作業のようにこなしはてはいなかったか。その後の振り返りもしっかり行えていたか。11ポイントマッチの長さに慣れることができたが、練習の時からあまり精度は良くなくもっとしっかり自分の弱点を知っておくべきだったなあとか、反省するところは数々あります。

配信拒否について

 この大会は予選と本戦のベスト16までは配信を拒否する権利があります。今大会で私はその権利を行使して拒否させていただきました。

 理由は大雑把に言えば、「ストレスフリーのため」ですが、もうちょっと踏み込むと配信で色々言われるのが嫌になってきたんです。もう我慢するのはやめようと思い、使える権利は使っとこうと今回はお断りさせていただきました。

 あつギャモのようなところだと、教わるつもりで挑んでいるのでいいんですけど。

 

 昨期16期以前は、かなりピリピリしてバックギャモンに取り組んでいて、今期17期はとにかく落ち着くことをテーマにしていました。今回のC杯で残るところまで残って、ピリピリした戦いができるのはありがたいことではあるのですが、どんどん負担を感じるようにもなってきました。バックギャモンの取り組み方を見直したほうが良さそうです。バックギャモンを嫌いにはなりたくないので。

*1:「ひき逃げ」という表現がギャモン界では一般的ですが、いい表現とは思えないので今後も使いません。