Butters's Free Book

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第二回INBC銀河英雄戦にむけて

 ずっと参加せずに逃げ続けていた銀河英雄戦に久しぶりに参加。戦いの舞台が「Backgammon Galaxy」から「Backgammon Studio Heros」に変わってからは初の参加。

 マッチ勝利だけでなくPRも含めた勝負。どちらも勝つことができれば1戦で2勝0敗という扱いとなる。

 前回参加したときにギリギリ昇格できたため、今回は1部での戦いとなる。

 前回参加したときの記事はこちら(間抜けな勘違いもしていた)。

butters-bg.hatenablog.com

 参加メンバー(全17人)がとにかく豪華。まるでJBSの盤聖か名人のリーグ戦のよう。参加費無料でこんな経験できるなんて本当にありがたい。GMクラス*1もちらほらという中なので、1位通過で名人挑戦を目指すというのは現実的ではない。とにかく2部に降格*2しないこと。それが目標。

 ここ一年ぐらいINBCの大会でほとんど納得できる結果になっていない。あんまりPRPR言うのは好きではないが、平均PRは少しずつ下がってきている。にもかかわらずあつギャモで月単位でひどい負け越しがあったり、出る大会出る大会あっさり初戦負けでなにも爪痕を残せず。時々上位や優勝なんてことがあっても、また数週間ろくに勝てずなんて具合。前身のニコ生バックギャモンクラブから参加して今年の秋には10年になるが、INBC参加者のレベルがどんどん上っている。ほとんどのプレイヤーがPR10は当たり前に切れている。そんな中で平均がexpert class*3の自分はちょっと目が悪いだけで勝てない。しっかり勝つにはWorld class*4ないと厳しい。

 チャンピオンシップやオープンクラスの平均が6前後らしいので、正直現状で満足していたところがあったが、もっともっと精度を上げないともっと勝てなくなる。

 それは今後の自分の努力次第。ここからは単なる愚痴。なんか出目が悪い。特にエンター率とレースのとき。

 こっちは4Pボードでダンス(約44%)連発。なのに相手は5Pボードから一発エンター(約31%)とか、ランニングに持ち込んでも最後の最後ブロット発生からのヒットとか、レースになればインナーの空いているポイントの目を連続で振ってロスしまくるとか、こういった事が起こるたび「ああ、またこれか…」とため息。

 INBCで勝てないならと、うさばらしにPlayOKで野良試合。落としたレートを取り返そうとしてもここでも勝てず。ここ2ヶ月ほどで合わせて120レートを落とす。

 たった一日なら「こういうこともあるさ!」で切り替えできても、何日もそういう状態続くし、休んで出目が良くなるか?なんて数日休んだところで全然変わらず。あまりに続きすぎて、『出目悪い→不貞腐れてプレー→荒れたプレーでドツボにハマって連敗』なんてことはなくなった気がする。気落ちせずに続けられるようになったことは唯一の収穫だ。出目が悪いことはボヤくけど。

 今振り返っても、シーズンランキング1位を取れた3年前とか、敢闘賞をもらえた2年前は相当出目が良かった。年間の合計*5でもプラスに振れているし。去年はマイナス、今年も今のところはマイナス。今年は言う事聞いてサイコロさん。

 

 銀河英雄戦の所信表明的なことを書いたが、一戦目は昨日終えてます。本当は組み合わせが発表されてからすぐにこういった記事を書くつもりでしたが、面倒になって先延ばししていました。対戦相手については今回も今後も何もコメントなし。先にも書いたとおり誰と当たっても厳しいから。結果はマッチ、PR共に勝ち*6。長くなったので試合についてはまた今度。

 

 2部の試合も観戦したけど、何が2部だよ。こっちもレベル高いじゃん。World classバンバン出てたぞ。落ちて再び上がるのは大変そう。とにかく1部残留が目標です。

 

 今期も配信はお断りさせていただいております、なんか配信されるというだけで変に意識してしまい、それがプレーに出てひどい結果になりがちな気がします。ニコ生時代はギャモン配信したこともあるくせにおかしなもんです。それと以前嫌な思いをしたので、あんまりごちゃごちゃナメたこと言われるのも嫌なので。まあ使える権利は使っておこうということです。

*1:平均PR4.0以下のプロ級

*2:今期は下位4人が降格

*3:5.0以上、7.5未満

*4:5.0未満

*5:XGのプロファイル

*6:スクープと言います。今後そう呼びます。

24年03月 PRチャレンジ

    PR 勝敗

1戦目 8.93 ○
2戦目 3.99 ×
3戦目 6.62 ×
4戦目 5.55 ○
5戦目 7.54 ×
総合結果 6.97

 

 チェッカーがまあまあできていた代わりにキューブが最悪。300点以上のかなり大きめなブランダーをやらかす。

 出ないつもりだった銀河英雄戦にやっぱり出ることにします。PR勝負のところでしっかり白黒つけたいという気持ちになってきました。

 最後の最後ヒット回避してよ。それで勝てるんだから。相手に30%を確実に当てられる。きつい。

第十五期INBCチャンピオンズカップを終えて

 魔王戦に続いてまたも初戦敗退。ただただ情けない。

 INBCにはいろんな方がいて、勝ちに行く方もいれば、対戦相手とチャットしながらのんびり楽しくなんて人もいるだろう。あまり好きじゃない区別だけど「ガチ」と「エンジョイ」というやつ。

 そんな中、自分は猛烈に勝ちたくてINBCの大会に参加している。それはもうムキになっているというレベルで。そういう気持ちでやっているくせに、相手に全く差をつけられずにコロッと簡単に負ける。だから情けない。

 試合はダブル/パスかシングル勝ち(負け)の加点のみ。お互い1点2点コツコツという展開。どこから2倍ギャモン(4点)をなんてのは当然相手も考えたところだろうが、サイコロのいたずらで序盤からさっさと片方がハイアンカーを取って、もう片方がランニングというような展開だらけ。最終ゲームは、自分4a対相手3aで4倍リダブルをこちらからかけてDMP状態。最後はこちらがランニングに持ち込み、マッチ勝利まであと少しというところでこのポジション。

 

11pt 黒7-白8

 ここで次にブロットを発生させない、5/1 3/1を選択したのが敗着。正解は6/2 5/3。7通りのブロット発生の目があっても、3Pを塞いで2ヶ所から待たれる可能性を潰しておく。ここでかなり長考して、ブロット発生の目を確認して結果ブランダー。もう一手先も考えなければ。

 この後ヒットされて終了。選抜制の貴重な大会をあっさり終わらせる。C杯は弱いというより毎回毎回そうなるならそれは単なる実力不足。ギャモン初めて今年の秋で10年になるのにこのザマ。後から始めた者にバンバン抜かれてナメられて。なんとかどこかで一発決めたい。頼むから大事なところで運もあってくれ。

 

 シーズン16でシーズンランキングを1位をとった時「もうINBC卒業でもいいかな?」という思いがあった。でも、魔王戦の最後の最後で負けてしまい番勝負に進めず。シーズンMVPも嬉しいことは嬉しかったがその結果、「INBCタイトル*1を獲ったことのないMVP」というコンプレックスが出てきて、結局未練がましく今も参加し続けているのが現状。

 以前、銀河英雄戦は参加しないとか書いたけど、やっぱり参加しようか。とにかく悔しさを晴らしたい。でもしばらく大会なしか。

*1:魔王・C杯・名人・韋駄天

2402PRチャレンジ

    PR 勝敗

1戦目 4.23 ×
2戦目 8.67 ○
3戦目 6.82 ○
4戦目 5.66 ○
5戦目 8.68 ○
総合結果 6.41

 

 2月に入ってからまた勝てるようになって元気が戻ってきました。ずっとブログもやる気がなかったのですが、少しやる気回復。

 いつもの平均ぐらいの結果。ずっと6を切れない。4切り5切りと言う前に、まず確実に6切り5台を出せるようにしていきたい。

 ポジションもいくつか載せます。

ポジション1

5 point(s) match
赤:0-0:白

Pip 赤:100 (4) 104:白

白からのリダブル、テイク?パス?
【解析結果】

Analyzed in XG Roller++
Player Winning Chances:   63.66% (G:7.04% B:0.10%)
Opponent Winning Chances: 36.34% (G:9.32% B:0.40%)

Cubeless Equities: No Double=+0.240, Double=+0.617

Cubeful Equities:
       No redouble:     +0.599
       Redouble/Take:   +0.448 (-0.150)
      *Redouble/Pass:   +1.000 (+0.401)

Best Cube action: No redouble / Take
Percentage of wrong pass needed to make the double decision right: 21.4%

 

eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2

 

 プライム合戦のキューブというのは、何年経っても正確にできずド派手にやらかしてしまいます。今回は551点の特大ブランダー。

 4、5、6の組み合わせでクローズアウトなど、12以外何らかの形でヒットされてしまいます。ただルースヒットであればまだ1を振ればなんとかなるし、何より赤のインナーに2枚バックマンを捕まえていることが大きいです。クローズアウトされたとしても、白はバックマンを飛び出させる事ができずにインナー崩壊という展開もありえます。

 また、5、6の目がヒットとバックマン飛び出しで重複しています(デュプリケーション)。

 もし白のバックマンが1枚だけならば、飛び出しに苦労する展開はずっと少なくなり赤はパスで正解となります。

 こういう局面は一度ボードに並べてやってみると、意外と白の都合の良い展開ばかりにならないのがわかります。

 

ポジション2

5 point(s) match
赤:0-4:白 Crawford

Pip 赤:59 (62) 121:白

 

【解析結果】

  * 1. XG Roller++ 6/3* 6/Off                   eq:+0.517
      Player:   72.20% (G:44.40% B:3.40%)
      Opponent: 27.80% (G:0.00% B:0.00%)

    2. XG Roller++ 6/Off 4/1                    eq:+0.462 (-0.055)
      Player:   71.05% (G:31.16% B:1.46%)
      Opponent: 28.95% (G:0.00% B:0.00%)


 6Pのスタック解消、後に3Pをカバーしてベアオフしやすい形(山型が理想)を目指します。リターンヒットが怖いですが、白インナーはブロット2枚で質の悪い4Pボードのため更にリターンヒットし返すチャンスもあります。
 白インナーが弱い形だからこそできるプレーで、5Pボードになると安全プレーの6/Off 4/1が最善となります。

参考(スコアは上と同じ)

    1. XG Roller++ 6/Off 4/1                    eq:+0.448
      Player:   70.69% (G:28.12% B:1.10%)
      Opponent: 29.31% (G:0.00% B:0.00%)

    2. XG Roller++ 6/3* 6/Off                   eq:+0.370 (-0.078)
      Player:   65.45% (G:39.48% B:2.74%)
      Opponent: 34.55% (G:0.00% B:0.00%)


eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2

 

 いつもいつも失敗ばかりをくよくよ振り返りますが、今回のPRチャレンジではこれがうまくできたなぁという感じです。

2401PRチャレンジ

    PR 勝敗

1戦目 6.52 ○
2戦目 5.09 ×
3戦目 5.18 ×
4戦目 4.07 ×
5戦目 8.65 ○
総合結果 6.39

 

 1~3戦目は魔王戦。また振れないし振られる。一回戦負け。情けない。そしていつもこういうところで振られて負ける。PR6台は自分にとって平均。これでINBC勝てないってどれだけ他の方々のレベルが上ってるの?

 そして相変わらず勝負どころでエンターできない、特に4Pボードがエンターできない。約44%*1を延々引き続けるの何?

 今月2つの大会で優勝できて今年はひどい目を振らずにいられるかと思ったら、PlayOKの野良試合でも5割のラインを行ったり来たり。レートも伸ばせず足踏みが続いています。

 要するに自分が思っている程勝てていません。しかもここ一年ぐらい。一旦休むとか、座学に切り替えとか、UBCなど対局動画見るとか、色々やっても運だけはどうしようもない。たまに勝てたと思ったらひどいPRで(にゃ王戦がひどかった)、とにかくチグハグ。スカッと勝ちたい。

*1:4Pボードのダンス率