Butters's Free Book

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第32回INBC順位戦

 第17回で降級して以来およそ3年半ぶりのA級。ずっとBとNをいったり来たり。本当に順位戦の戦い方がわかっていない。苦手です、いや下手です。だからINBC大会の中で順位戦は憂鬱な大会。絶対良い思いはできないから。

 チェッカーもキューブもいらんことを考えすぎていたのでしょう。チェッカーはPRよくプレイできることを心がけたほうがいいのか?無理に突っ込みすぎて失敗することが多い。チェッカーでは一切無理せずに、ダブルのタイミングを上手くずらしていくのがいいのだろうか。このへんが難しい。PRバカ丸出し。お行儀よく指すことしか考えられないからいつまでもA級に上がれなかった。N級に落ちても「まぁしょうがないっか。」と諦めも出てきていた。

 昨年12月の第29回ではシーズンランキング1位がかかっていたのでそうも言ってられなくなった。ここではなんとかA級に昇格できて、さて次からは…というところだが、またB級に落ちるのが嫌で2回欠場。私にとっては今年初の順位戦でした。

 優勝・入賞したいが、あまり贅沢言わずまずは残留が目標。なぜなら順位戦下手だから。

 1~4戦目はダブル/パスで進行。+1、+1、-1、-1で±0点。皆さん大人しめ?大きく勝負したいけど、2倍ギャモンの-4点が怖い。うまくランニングゲームに持ち込んで2倍シングルの+2点でコツコツといきたい。

 5,7,8戦目(6は抜け番)もダブル/パス決着、8戦目はレース中に逆転で4倍リダブルもピップ差が大きく流石にパスされてしまう。+1、+1、+2で合計4点。この時点で降級は避けられそうな雰囲気に。優勝も狙えそうではあったが、トップが大きく点を重ねていて優勝したければ大勝負に出るしかなさそう。局面的にそれが狙えそうなら狙おうかなとちょっと上位を意識し始める。

 9戦目はうまくアタッキングの展開となり、2倍ギャモンで+4点。10戦目はもう一度+4点しようと欲張ってダブルを先延ばしにしたら、Too goodで+1点どまり。336点ブランダー。

 ここまでで合計+9点。この時点でトップと9点差の2位。優勝は無理と判断。こちらが4倍ギャモンで勝って+8点、さらにトップが-2点負けでもすればとか優勝の可能性が全く可能性がないわけではない。計算上は可能性があったとしても現実的ではないので、とにかく2位キープ。

 最終戦の相手は入賞できるかどうかギリギリのため大量失点して捲られるわけにいかない。チェッカーはとりあえず普通にPRよくプレーし、どんなに有利でもダブルはしない。もし相手からダブルされたら、即パスしておとなしく1点差しあげる方針で進めることに。そして…

 ここで相手からダブルが来て即パス。通常なら220点ブランダーも、2位キープなのでこれでOK。

 そういえばこういうアンリミテッドマッチって、バックギャモンエースとかギャモンクエストやってるみたいな感覚だ。特にギャモンクエストだとレート落としたくないから、ギャモン負け率が高いところではだいぶ早くパスしたりするし。

 今回の順位戦はチェッカーではあまり大きなミスはなかった。じゃあやっぱり今まで下手だからA級に上がれなかっただけじゃん。前回も今回もなぜうまくいったのかわからない。本当に難しいな。