Butters's Free Book

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第十一回双賽戦

 大会記とかそういうものは、大会終わったらさっさと書くべきですね。優勝できたのはものすごく嬉しいことなのに、日数が経っているために熱が冷めきっています。

 どうしても、振り返りをしてブランダーをankiに入れてという作業を優先してしまい、こういうのは後回しになってしまいます。

 先月のPRチャレンジ記事でも書いたとおり、INBCのレベルがどんどん上がっており5Pマッチのトーナメントとて簡単に優勝はできません。昨期の終盤、散々いい思いもした反動がありそうだし(完全なオカルトですが)、ここ最近はギャモンのペースをあえて落とし気味にしていることもあって、今期は我慢の時期かなと思っておりました。

 大会開始時点でPRチャレンジを2戦残していたので、ひとまず1回勝てば大会中にチャレンジを終えられます。まず初戦は絶対勝とうと臨みましたが、いきなり日本代表選手と当たります。厳しい勝負で5Pマッチなのに8ゲーム戦い、DMPまでもつれてギリギリ勝利。

 2回戦は8倍キューブにより1ゲームで終了、キューブがめちゃくちゃ。

 「勝てなくてもしょうがないか~」の気持ちで挑んで、準々決勝進出。ここで勝てば入賞確定なのでさすがに欲が出てきます。そんな準々決勝は0-1の2ゲーム目で4点を取り、クロフォードを難なく乗り切りますが、問題は4点とった2ゲーム目です。見落とし、方針間違い、キューブの累積エラーとミスの連続でした。

 5Pマッチ 青0-1白

 8/7 8/3で2が出ませんようにしか考えなかった。
 最善の6/1 6/5*は、ショット数は同じ11とおりだがダンスが期待できる。 ダンスの後15 16以外、何らかの形で5Pのブロットは始末できる。12 13 14はインダイレクトなので比較的安全。

 

 ↑ブランダー集のコメントをそのままコピペしました。相手にPRでやや負けでしたが勝ちは勝ち、入賞確定です。

 準決勝は1ゲーム目から盛大にずっこけます。

 5Pマッチ 青0-0白

 24/17*のヒットを見落としてしまいます(258点ブランダー)。ですが2ゲーム目以降は持ち直し3-3のDMPで勝利決勝進出です。

 決勝は自分としては割とあっさりめに終わった印象でした。あまり考えるところがなくサクサク指していました。特に3-3のDMPはこちらはやることがなく、ただお祈りするばかりでした。

 インナー崩壊で、唯一の勝ち目「6ゾロ出ろ!」とお祈り。

 1枚脱出後、大チャンス到来。

 ↓のところで試合当時は神回避と思ったものの、後になってショットを数えてみれば白がオンザバーのせいもあってか15通りと見かけほどではなかった。

 この後3ゾロでウイニングラン。双賽戦2度目の優勝となりました。

 C杯や魔王戦のような規模の大きな大会ではありませんが、やっぱり優勝は嬉しいもので、そのなかでも双賽戦は特別です。なぜ特別かというと、最近INBC歴が浅い方もいるので改めて自分でアピールしておきますが、この双賽戦を名付けたのは私だからです。ニコ生時代に新タイトル戦の名前をみんなで決めようみたいな配信がありまして、そこで自分の案が採用されて今に至ります。バックギャモンはサイコロを二つ使うから「双賽」と漢字をあて、それに選挙の「総裁選」を掛けた単なるダジャレであります。ちなみに総裁戦と掛けはしましたが、優勝すると「総裁」を名乗れるというのは自分のアイディアではありません。

 前回の初優勝のときは、相手の反則負け(投了ミス)による勝ち上がりもあり、今だから言いますがちょっとモヤっとする優勝でした。今回は32人トーナメントをきっちり5連勝で勝ちきり満足です。INBCのレベルが上がっているのでお世辞抜きに、優勝はこれで最後になるかもしれません。置いて行かれないようにしないと。

 PR的には5戦すべてを平均すると、6台なので自分の平均ではありますが、一つ一つ見ていくともっと下げられたんじゃないかと。そのあたりはこれからもコツコツやっていくしかありません。

 優勝してなお出目に文句を言うのもあれですが、2、3ポイントボードのダンスが起こりすぎて心臓に悪いです。結構ギリギリでした。