レスポンス(2手目)にゾロ目を振って、相手がダンスしたあとのキューブです。
この説明だけだとアタッキングと変わらないのですが、ポジション画像を見てもらえればわかる通りアタッキングと違って、1,2,3ポイントを作っておらずアタッキング一辺倒という訳では無いので区別してあります。
1.11でポイントオン No double/Doubleボーダー
白の先手
白 43:24/20 13/10
黒 11:24/22 6/5(2)*
白:ダンス
Analyzed in XG Roller++ | No double | Double/Take |
Player Winning Chances: | 65.65% (G:21.55% B:1.22%) | 65.64% (G:21.71% B:1.25%) |
Opponent Winning Chances: | 34.35% (G:7.20% B:0.27%) | 34.36% (G:7.24% B:0.28%) |
Cubeless Equities | +0.466 | +0.934 |
Cubeful Equities | ||
No double: | +0.708 | |
Double/Take: | +0.690 (-0.019) | |
Double/Pass: | +1.000 (+0.292) | |
Best Cube action: No double / Take | ||
Percentage of wrong pass needed to make the double decision right: 5.7% |
eXtreme Gammon Version: 2.10
黒は5ポイントにスプリットしてきた白のバックマンをポイントオンでき、次に白はダンスしました。黒のインナーはまだ5ポイントしかできていなく、ミッドポイントはスタックしたままです。この状態ではまだダブルするかしないかのボーダーです。
白はまだ4ポイントアンカーを作ったり、黒のバックマンを攻め返すチャンスがあります。
2.22でポイントオン 浅いDouble/Take
白の先手
白 43:24/21 13/9
黒 22:13/11(2) 6/4(2)*
白:ダンス
Analyzed in XG Roller++ | No double | Double/Take |
Player Winning Chances: | 65.97% (G:23.67% B:1.35%) | 65.98% (G:24.01% B:1.39%) |
Opponent Winning Chances: | 34.03% (G:7.69% B:0.31%) | 34.02% (G:7.60% B:0.30%) |
Cubeless Equities | +0.490 | +0.989 |
Cubeful Equities | ||
No double: | +0.725 (-0.021) | |
Double/Take: | +0.745 | |
Double/Pass: | +1.000 (+0.255) | |
Best Cube action: Double / Take |
eXtreme Gammon Version: 2.10
13/11(2)とミッドポイントのスタックを解消できているところが前のポジションと違います。
駒の配置バランスがなかなか良いですが、インナーをまだ1つしか作っておらず11Pのビルダーは7Pか5Pにしか使えないせいもあって、大きくプラスになっていません。
ほとんどボーダーと言ってもいいぐらいのダブル/テイクです。
3.44でポイントオン 浅いDouble/Take
白の先手
白 54:24/20 13/8
黒 44:13/5(2)*
白:ダンス
Analyzed in XG Roller++ | No double | Double/Take |
Player Winning Chances: | 65.75% (G:26.00% B:1.07%) | 65.87% (G:25.64% B:1.04%) |
Opponent Winning Chances: | 34.25% (G:7.14% B:0.27%) | 34.13% (G:7.05% B:0.26%) |
Cubeless Equities | +0.512 | +1.022 |
Cubeful Equities | ||
No double: | +0.742 (-0.035) | |
Double/Take: | +0.777 | |
Double/Pass: | +1.000 (+0.223) | |
Best Cube action: Double / Take |
eXtreme Gammon Version: 2.10
これもミッドポイントのスタックは解消できていますが、6ポイントのスタックには手付かずでやや前のめりな形になっています。
ただ前のめりな分攻撃力はそこそこあり、浅めのダブルとなります。
おわりに
ダブルするかしないかのボーダーばかりですが、ポイントマッチのトレーラーならばこのくらいでダブルしなければいけません。
3のポジションは以前ライブ大会に出た時にこの形になり、スコアで負けていたためとにかく積極的にと、ノータイムでダブルしました。「どうしてあんなに自信満々に即ダブルしたんだろう?」と思い帰宅後解析してみたら、なんだかリファレンスに使えそうだったので採用しました。