結果 スコア…7-4 ○ PR…○
色んな意味で大きい勝利でした。銀河戦的にも今後のバックギャモン人生的*1にも。
今回の銀河戦優勝はもうないので、せめて上位半分に残ってプレミアリーグ入りすることが今回の目標となっています。ここまで4戦終わって4勝4敗だったので上位に残るためにはどこかで完全勝ちしたかったが、今日どうにかそれをすることができた。
決して簡単な展開ばかりではなかったにもかかわらずPRが2点台とものすごい出来。最終的にはラストロールでゾロ目を振って逆転勝ちと運もついてきた。
いつもINBCや数年前に挑んでいたJBLのリーグ戦・トーナメントでも、大事なところで試合を落とすということを繰り返していた。最近でもジェネラルリーグがそうで、優勝者との1勝差で2位に終わってしまった。直接対決では1勝2敗と負け越しだったため、ここで一つでも勝っていれば…というところだった。
魔王戦もC杯も大事な試合、負けちゃいけないとことで負けて中途半端な結果に終わる。それでいて、1～3ポイントのミニ大会で一時のバカヅキだけで優勝するなんてことを繰り返す。勝てるならそれでいいじゃんなんてことはなく、小規模大会で優勝すれば次は中くらいの、そして大きな大会と次のステージに進んでいきたいですしそうやって進んでいくものだと思っています。そもそもどこかで満足したのならとっくにやめていますし。
もし、今日の試合でマッチもPRも負けで完全負けでもしようものなら、「ああ、またいつものやつが出たな…こうやっていつもいつも……」と落ちこんで、ギャモン休養か下手すりゃサヨウナラということも考えていたかもしれない。
とりあえず1つ乗り越えることができたような気がします、6年前にC杯のベスト8でラバーさんに勝ったとき以来の大きな勝利です。
いつもネットギャモンをするときは、Spotifyで音楽を聞きながらプレイしている。今日ももちろんそう。好きな曲をお気に入りに放り込んでシャッフル再生している。最終ゲームでたまたま流れたのがこの曲。
色々報われてよかったというのは大げさかもしれませんし、何より最終戦で完全負けしてしまったら今日の勝ちは水の泡です。そうならないよう気を抜かずがんばります。あくまで目標はプレミアリーグ入りです！
今回は特別な思いがあったので試合の感想が長くなってしまいました。ポジションは例によって後日アップしていきます。
ポジション1
7 point(s) match 黒:0-2:白
Pip 黒:156 (10) 166:白
黒の番 キューブアクションは？
【解析結果】
Analyzed in XG Roller++
Player Winning Chances: 65.89% (G:27.24% B:1.66%)
Opponent Winning Chances: 34.11% (G:7.09% B:0.30%)
Cubeless Equities: No Double=+0.538, Double=+1.159
Cubeful Equities:
No double: +0.856 (-0.144)
Double/Take: +1.011 (+0.011)
*Double/Pass: +1.000
Best Cube action: Double / Pass
eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2
【コメント】
一応、黒のほうがインナーが強くてピップも10勝っている。1，2，3の組み合わせで5ポイントを作り、6でヒット、4でアンカーと大隊が都合のよい目。白は一枚オンザバー。ぱっと見は物足りなさそうな形をしているが、一つ一つの判断要素を見れば黒はダブルをするのに十分な強さを持っている。
アンリミではクリアテイク、このスコアでは厳密にはパスだが、テイクでも間違ってはない*2。
【アンリミテッドの場合】
Analyzed in XG Roller++
Player Winning Chances: 65.96% (G:27.09% B:1.61%)
Opponent Winning Chances: 34.04% (G:7.01% B:0.29%)
Cubeless Equities: No Double=+0.533, Double=+1.075
Cubeful Equities:
No double: +0.768 (-0.064)
Double/Take: +0.832
Double/Pass: +1.000 (+0.168)
Best Cube action: Double / Take
eXtreme Gammon Version: 2.10
ポジション2
7 point(s) match 黒:3-4:白
Pip 黒:5 (6) 11:白
白のリダブル キューブアクションは？
【解析結果】
Analyzed in XG Roller++
Player Winning Chances: 74.49% (G:0.00% B:0.00%)
Opponent Winning Chances: 25.51% (G:0.00% B:0.00%)
Cubeless Equities: No Double=+0.490, Double=+0.664
Cubeful Equities:
No redouble: +0.710
*Redouble/Take: +0.664 (-0.046)
Redouble/Pass: +1.000 (+0.290)
Best Cube action: No redouble / Take
Percentage of wrong pass needed to make the double decision right: 12.0%
eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2
【コメント】
スコア事情で黒のテイクポイントは*3、約19％。
黒が残り5枚、白が残り6枚とお互いゾロ目なしで3ロールで上がり切ることができる。もし、チェッカーがすべて1ポイントにあれば、後に振る側の勝率は約22％だ。
このポジションでは先振りの白は、1，2，3ポイントにチェッカーがある。例えば、2を連続で振れば一回分損をしてしまうし、1ゾロや2ゾロで4枚上がることができない（不完全3ロール）。
効かないゾロ目があるので、黒の勝率は22％よりは高いだろうと予測がつく。余裕でテイク。
参考
長々と試合の感想を書きましたが、改めて棋譜を見返すとそれほど難しい局面がなく、チェッカーアクションで記事にするほどのものはありませんでした。
